旅メシダイアリー

やっぱりブログは面白い!自分の料理や旅行先の食事などを紹介しています。

料理の記憶 〜高級寿司屋〜

すすきのラーメン横丁の短期バイトが終わり、私はまた無職に戻りました。 私はこの2週間ですすきのという街を好きになっていました。当時まだ16歳だったけれど、ギラギラと騒ついた雰囲気、ヤクザ、客引き、酔っ払い、ホステス、混ざりあった匂いがまとわり…

料理の記憶 〜裏メニュー〜

前回の投稿に続き、ラーメン横丁にあるこのお店には「ドラム缶スープ」と書いてある。 その名の通り、ラーメンのスープはドラム缶のような大きさのなべで作っているのだ。 実際はドラム缶ではなかったと思うが、私の記憶が定かではない。 私の担当は、主にお…

料理の記憶 〜サインの歴史〜

すすきのラーメン横丁のお店で食べたことがある人は、有名人のサイン色紙がびっしりと壁に貼ってるのを覚えているだろうか。 私の働く天鳳にも有名人が数多く来ていて、年数の古い事により油やタバコのヤニで色あせた物もある。書いた人の中にはすでに亡くな…

料理の記憶 〜すすきのラーメン横丁〜

前回に引き続きラーメン屋さんのお話。 と言っても、今回は別のラーメン屋さんのお話。 これは私が16歳の頃、ろくに勉強もせずにスレスレで入った高校は大して楽しくも無く、早々と辞めていた。 すぐに何かの仕事をする訳でも無くぷらぷらしていた時、知人…

料理の記憶 〜初めてのアルバイト〜

人生で初めてアルバイトをした「ラーメン屋」さんの話 札幌中心部の狸小路には当時キクヤ楽器の地下に一軒のラーメン屋さんがありました。 その当時私は15歳で中学校卒業したばかりだった。 高校の入学式も済んでいないのに、アルバイトに憧れていて、 春…

料理の記憶 〜衝撃の味〜

根源 記憶の深 どんな料理よりも体が覚えている出来事 当時私は10歳かそこらで、中学生だった長男が私の見ている中フライパンを振るう姿。 好奇心に溢れる私はワクワクしていた。 「なにしてるの?」 「玉子焼きだよ。」 はじめて見る長男の料理。それまで兄…

スリランカ狂和国の誕生

水谷さんという人を語るには一冊の本が必要になる。この人は本当に面白い経験をしている。私は水谷さんの歴史を親族の次に知っている人物だと言っても過言ではない。水谷さんが若かりし頃、北海道の海鮮流通業界にいた。営業で北海道中を巡り流通のノウハウ…

札幌スープカレーの真髄

私がスープカレーと出会ったのは20年近く前の話だ。札幌市白石区にある「BOSCO(ボスコ)』だったか、東区にあった「JACK IN THE BOX(ジャックインザボックス)」だったのかはっきり覚えていない。それから札幌市ではスープカレーブームが始まった。ブームの…

伊賀忍者の里

みなさんこんにちはようこそ忍者の里伊賀へ私は今日、三重県伊賀市にやってきました。「伊賀」「甲賀」と言えば昔、忍者が多くいたと言われている場所です。伊賀は三重県甲賀はお隣の滋賀県山を一つ隔てた場所に伊賀流、甲賀流と別々の忍者がいました。伊賀…

焼き鳥ラプソディ

月一回の焼鳥食べ歩きを始めて2回目、今回は大阪にある「暁(あかつき)」に来た。 私はたった2回目にして、このお店にたどり着いたことに驚きを隠せずにいる。 2回目とは言っても、これまでの人生、様々な焼鳥屋を食べた記憶がある。 そもそも、私は串鳥…

鮎を食す日

岐阜県の清流といえば長良川が有名である。 夏の始まりには鵜飼いが始まり、見物客を楽しませる。 鵜飼いの歴史はとても古い。「日本書紀」や「古事記」にも記載されているほどだからよほど古いと見える。 北大路魯山人が書いた料理王国という本に鵜飼いにつ…